クラッシュリーチング分析

研究


秋田大学の網田先生に来ていただいて、のべ三日かけて3年生と石英脈の流体を絞り出す「クラッシュリーチング分析」の訓練を行った。
テスト試料に用いたのは、佐賀関の三波川変成岩に含まれる石英脈



この石英脈を粗く砕きした後、0.1〜0.25mmの綺麗な結晶をより集め、すり潰して結晶内の流体包有物を抽出する作業。
みんなで頑張って、硝酸と超純水で洗浄した石英を瑪瑙乳鉢でゴリゴリにすり潰しました。



下の写真は細かくして石英を超純水で洗浄し、石英中の流体包有物を溶かし込んだ液です。牛乳みたいに見えますが、もちろん飲めません

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この中には、石英粒子がコロイド状に浮遊しているので、それをフィルターで取り除きます。微細な粒子を取り除くフィルターなので、シリンジの先に取り付けて使います

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完成した試料液は透明になりました。大変な作業でしたが、学生も色々勉強になったと思います。

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2021年12月17日20:40