地質野外巡検_早池峰山
巡検
9月4日から1泊2日で、地質野外巡検(本番)に行ってきました。
岩手県立博物館の望月研究員に同行してもらった。
朝、8時半に大学を出発し、10時過ぎに早池峰山・河原の坊駐車場に到着します。
そこで、山岳ガイドもされている山小屋フィールドノートの奥畑さんと落ち合い、小田越登山口から登山を開始した。
登り始めは快晴で、1合目からは向かいの薬師岳が非常によく見えた。
早池峰薄雪草は少し枯れていましたが、見ることができました。
早池峰山は、かなり急な登りなので、学生達は本格的に登山した気分になってくれたかな?
5合目以降は、雲の中に突入して、曇り気味でした。
山頂でお昼を食べてから、みんなで集合写真を撮った一枚。
登山は下りの方が危険ですが、学生の皆さんは難なく降りていき、ほっとしました。
曇りがちでしたが、途中で雲が切れ間から 青空が見えるのは 綺麗だと思った一枚。
登山に同行していただいた奥畑さんは、地質の話だけでなく、早池峰山の高山植物が太古の氷河期に蛇紋岩地帯に侵入して現在まで生き残ったこと、さらに宮沢賢治の詩か童話の一節を引用し、クリソタイルをバターに例えたり、博識には舌をまいた。
今年は天気が晴れてくれて、本当に良かったです。
2021年9月29日19:38